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クイーンズブレイド リベリオン 最強にして最高の主人
第二話 全力全解
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すると、アレインの体が更に緑色に輝き出す。

アレイン「和樹!その姿は一体・・・」

和樹「これが俺の力の一部さ。」

兜の下からアレインに笑いかけ、力を込め続けるが一向に進展しない。

アレイン「もういい!十分だ!これ以上やると和樹が!!」

和樹を見るとジンオウガの至る所にヒビが入っていた。

力を行使し続けた影響だ。

和樹「なめんなよ・・・俺もジンオウガもまだまだやれる!!」

裂帛の気合でジンオウガの至る所に出来ていたヒビが修復され。

蒼雷解の威力もさらに上がり・・・部屋中が緑色の光に包まれ

アレインは思わず目を瞑る。

この時、アレインは和樹の近くいたため気付いていないが。

緑色の光は空を貫き強大な光の柱になっていた。

光が消えていくと視界も晴れていき眼を開け前を見ると・・・・

ジンオウガを纏っていない和樹が横たわっていた。

アレイン「和樹!おい!大丈夫か!」

素早い動きで和樹の元に移動し、揺さぶる。

和樹「う・・う〜〜〜〜ん」

力を使いすぎて気絶してるだけのようだ。

とりあえず、命には別状がないと分りホッとする。

頭が冷静になった所でアレインは和樹の体に載せている手の甲を見る。

アレイン「も・・紋章が消えている・・まさか、呪いが解けたのか・・・」

あまりにも信じられない結果に戸惑うと同時にアレインは目の前で気絶している

和樹の事が分らなかった。

エルフの寿命は異常なまでに長寿でアレインはもう千年も生きている。

アレインの知っている男というのは、欲望に簡単に染まりやすい男ばかりだった。

中には、善人もいたが必ず何か見返りがあった。

アレインの中で男というのは本当にどうでもいい存在だった。

それが、アレインが千年生きて出した。男に対する評価だ。

だが、目の前にいる男はアレインの知っている男とは当てはまらない。

アレイン「和樹・・お前は一体何なんだ・・・・」

気絶している和樹の頭を撫でると胸の奥が熱くなる。

アレイン「(・・な・・なんなんだ・・この感情は・・・・)」

胸が熱いが決して苦しくはない。それどころか温かい。

これも、千年生きて初めてことなどで戸惑い、

和樹という男に興味がわいた。

この感情が興味心から来た感情ではない事にアレインは気付いていない。

そして、アレインはある決断する。

この決断と興味心がアレインのこれから大きく変えていくことを彼女はまだ知らない。












この世界のどこかにある、暗黒の沼が辺り一面に広がる大地。

沼地の魔女の支配下にある土地の城の玉座に一人の女が座ってい
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