第二十三話 解放と自由への一歩
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
パンテーラの最強必殺技デス・ソウルパニッシャーが和樹の放った
緑色の雷を纏った斬撃・閃輝雷翔にあっさりと切り裂かれる。
和樹の放った斬撃はパンテーラに向かっていく。
もう少しで斬撃が当たる所で斬撃はパンテーラを斬らずに
パンテーラを包み込み緑色の雷の球体の中に納まった。
和樹「さてと・・・やるか」
右手に持っていた王牙刀を背中の鞘に納め
右手の掌を空に浮かんでいる球体に向ける。
ニース「お前一体何を・・」
和樹「あいつらをお前等の呪縛から解き放つ」
カーボン「なんだと・・・・」
球体に向けていた掌が蒼色に光る。
和樹「蒼雷解!!」
蒼色に光っている掌が輝きを増すと球体も光り出す。
そして、球体が四つに分裂するとゆっくりと和樹の五歩後ろに降りていく。
カーボン「貴様一体何をした!!」
和樹「すぐに解るさ」
球体が消えそこには元の姿に戻っているパンテーラが横になって気絶していた。
パンテーラだけではなく
アイリ・エリート・エクセルの三人も横たわっていた。
ニース「なっ!?これは・・・・」
カーボン「これは・・一体・・・」
自分達の理解が及ばないことがおき驚愕の表情を受かべる。
和樹「俺が放った斬撃・・・あれはなパンテーラ達を斬るためじゃなくて
パンテーラ達の融合を解除するため放ったんだよ。」
カーボン「なんだと」
和樹「ジンオウガの鎧を纏った俺は斬撃の形を自在に変えることができるんだよ。
斬撃でまずパンテーラ達の攻撃を切り裂きその後斬撃の形を球体にかえパンテーラ達を包み込みジンオウガの力で融合の力を弱め、
大概の魔力や呪縛を解く蒼雷解を使い融合を解除した。」
ニース「そ…そんな馬鹿げたことができるはずが!!!」
和樹「できるからこいつらは元に戻ってんだろうが」
ニース「くっ・・・・」
あまりの事に驚愕していると・・・・
パンテーラ「う・・・・こ・・これは」
エクセル「い・・一体・・・・・なにが・・どうなってるの・・」
エリート「私達は・・・強引に・・パンテーラ姉様・・と融合したはず」
アイリ「それなのに・・どうして・・私達は・・・」
ゆっくりと意識が覚醒し始め前を見ると
見たこともない男が全身に鎧を装着しているのを見た。
そして、パンテーラ達はすべて理解した。
目の前にいる男は式森和樹で、私達は式森和樹に命を救われたのだと・・・・
カーボン「まさか・・・こんなことが・・・」
頼みの綱が使い物にならなくなり焦り始める。
和樹「さてと、どうする?向かってくるなら俺は容赦しないぞ」
恐怖と焦りがごっちゃに
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ