第二十二話 雷獣騎士VS天空の執行者
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・・なかなか・・やるな」
そこには頭から血を流して制服がボロボロになっている和樹が立っていた。
カーボン「なっ!!??あれだけの攻撃を受けて無事だと!!!
ちっ!!パンテーラやれ!!」
命令を下すが・・・
パンテーラ「・・・・・・・・・」
上空で浮かんだまま動かない。
カーボン「何をしているさっさといけ!!!」
カーボンとニースの視力では上空にいるパンテーラの姿がぼんやりと見える。
しかし、和樹は眼がいいのでパンテーラの顔まではっきり見える。
和樹「あいつ・・・泣いてやがる。」
薄らと右目から涙が流れていることに気づく。
パンテーラ「・・・・・・」
口パクで和樹に何かを伝える。
和樹「!!??」
和樹はパンテーラの口パクの内容に・・・・
和樹「私を殺して下さいだと・・・ふざけるな・・ふざけるな!!!」
真意がわかり激怒する。
始めてみる和樹の憤怒に驚くリーラ達。
和樹「やっぱり使うか・・・雷狼竜を」
そして和樹は左手に力を込め緑色の雷を纏った蒼い勾玉を出し
それを握り潰す。すると和樹の回りを緑色の雷が覆う。
リーラ「和樹様!!一体何を!!」
いろは「旦那様!!」
目の前で起きていることに和樹以外の全員が驚いていると和樹を覆っていた
緑色の雷が消えそこには鎧をまとった騎士がいた。
蒼色の鎧に緑色の雷を纏っていて腰に差していた刀がなくなり
背中には長い太刀を背負っている。
和樹「またせたな」
カーボン「き・・貴様・・その姿は一体・・・・」
和樹「これか・・・俺が昔じいちゃんから教わった技
鎧獣闘法の一つ。雷狼竜だ!!」
鎧獣闘法、それは鎧獣と呼ばれ心の中にいる守護獣のようなもの
人によっては姿も能力もバラバラ
その鎧獣を鎧として召喚し装着することで自身の力を何倍にも増幅させる技。
普段は和樹の体内に入っており、和樹が力を込め鎧獣が入っている勾玉を召還し破壊することで力が解放
され和樹の力となり鎧となる。
この技は誰でも使えるわけではなく守護霊が入っている
確率は十兆人に一人の確率で中々いない。和樹の祖父はこの技が使え、
幼い和樹にも才能があると思い鎧獣闘法を教えた。
そして、和樹は超特異体質で鎧獣は通常一人一体なのだが、
和樹は体内に三体もの鎧獣を宿している。
シェルビー「ジン・・・・」
エスカレード「オウガ・・」
エリーゼ「あれがご主人様の本気のお姿」
始めてみる和樹の本当の力に驚く。
ニース「そんなものはただのハッタリだ!!
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