第二章
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南崎は二人のそれぞれ組ませる相手を実際にバディで仕事をさせる時は考えた、最初は強気の明香には穏やかなタイプそして根気のある音子には積極的なタイプと正反対にしてみた、しかし。
「どうもな」
「上手くはか」
「いってないな」
今度はラーメン屋で同期と昼食を食べつつ述べた、彼は塩ラーメンを食べているが同期は味噌ラーメンである。
「強気の有田君には穏やかで根気の梨田君には積極的でもな」
「上手くいかないか」
「有田君と組むともう引っ張られるってな」
「相手が言うか」
「それで梨田君と組んだら会わせてもらってばかりでな」
「それはそれでか」
「相手は仕事が上手くいってもな」
それでもというのだ。
「相性としてはな」
「よくないって言うんだな」
「仕事の後で組んだ相手に聞いてもな」
「そうなんだな」
「二人自身は出来てるって思ってもな」
「相手はか」
「そう言うんだよ」
こう同期に話した。
「これがな」
「だったらな」
それならとだ、同期は彼にラーメンをすすりつつ話した。
「発想の逆転だな」
「強気に強気でか」
「根気に根気でいくか」
「そうだな、正反対で今一つならな」
南崎は同期の言葉を受けて考える顔で応えた。
「それじゃあな」
「ああ、同じタイプでな」
「やってみるな」
こう言って実際にだった。
南崎は明香に強気なタイプをそして音子に根気のあるタイプとバディを組ませて仕事をしてみた、すると。
明香は先輩OLに笑顔で言った。
「はい、ここはもうですね」
「思いきっていくわよ」
「そうしていきましょう」
「責任はそれぞれの自分持ちよ」
「それでやっていきましょう」
手振りまで含めて笑顔で話してだった。
二人で元気に仕事を進めていった、そして。
音子もだ、先輩OLとじっくり話していた。
「ここはもっとですね」
「調べていきましょう」
「それがいいですね」
「まずはじっくりと調べてね」
「ゆっくりとことを進めていくといいですね」
こう話してだった。
二人で慎重に仕事を進めていった、すると。
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