五河サテライト/語られるゼロ
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士道だけ大きな謎が残された。
デウス・エクス・マキナ 研究室
ガターン!!
イースナ・カリオストロ・メガ・ネ「うわあああ!!」
突然ダクトから落ちてくる白衣の科学者、うまく着地すると同時に立ち上がる。
カリオストロは銃を向けるも科学者は両手を上げて弁明する。
科学者「警戒しなくていい、君たちの味方だ」
イースナ「何だと」
科学者「あの手この手でレイオニクスの謎を探ってるモノ好きさ、君たちの力になれると思う」
カリオストロ「貴方、ここの次元の人間じゃないわね」
銃を下げ、カリオストロに対して軽い口調になる。
科学者「僕が盗んだレイオニクスの情報を、可能な限り提示するよ」
科学者はマイクロSDを取り出し、資料のコピーの数々をPCに表示した。
そこにはレイオニクスの遺伝子レポートやありとあらゆる生物への実験概要が描かれている。
そしてレポートにはレイオニクスの力を使用した顕現装置の開発にまつわる資料まで全て載っていた。
カリオストロ「レイオニクスの力でこんな事を、軍事兵器として世界に売り捌く魂胆かしら?」
イースナ「少なくともロクな兵器じゃない事は確かだ」
メガ・ネ「つまり、人間があのグランドキング並みの力を持つユニットを身に纏ってやりたい放題。命がいくつあっても足りんなあ……」
科学者は3人に問う。
科学者「真実を知りたくないか?」
カリオストロ「ええ」
科学者はエレンから盗んだカードキーを3人に渡す。
科学者「このカードキーは本社ビルの13階、第3隔離棟に入るために必要な物だ。その先に、レイブラッド星人にまつわる真実がある、君たちに任せるよ」
カリオストロ「わかったわ」
カードキーを受け取ったカリオストロは科学者の瞳を凝視する。
カリオストロ「あなたは一体、何者なの?この次元に来た理由は何?」
科学者「名乗るなら、世界一の泥棒、とでも言っておこうか」
科学者はそう言い残し、研究室を後にした。
思いがけない形で手がかりを入手した3人はすぐに行動を始めた。
13階の第3隔離棟にやって来た3人はカードキーをスキャンし、ロックを解除する。
イースナ「一体、ここに何が……」
重い扉を開けたその先には、
カリオストロ「こ、これって……」
その扉の先にある、残酷な真実とは……
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