暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
二人の男性操縦者!
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のごとき場所だったのに、先客がいた。
 濃い目の紫の髪の毛を短めに切り揃えた感じの髪型。
 ちょっとたれ目で癒し系な茶系の瞳が、らんらんと輝いている。
 自分の席を立ちながら、自己主張するように右手を上に上げてぶんぶん振っている少女。
 名前は・・・・、まだ知らない。

 ともかく、呼ばれたのは俺だ。
 一夏も視線で行って来いと言っている。
 というか、教室中から俺に視線が集まっている。

 なんだこのプレッシャーは!

 「あ、ありがと。助かったよ・・」

 「いいよいいよ〜。あ、私の名前は相川清香。よろしくね!」

 なんとか向けられた視線を堪え、出来るだけいい笑顔でお礼を言いながら席に着くことができた。よかった、視線も分散したようだ。
 それに、ざわざわとそこらで談笑が始まったようで、俺としても話しやすい雰囲気が出来ている。

 「よろしく。俺の名前は・・・って知ってるのか」

 「そうだね、君有名人だもん!織斑くんと同じでね」

 「あー、そっか。テレビとかでも散々言われてたからなぁ」

 「そうだよー、私と同じ苗字の 相川拓夢君」

 ちょっと語尾が上がる感じで。たとえば、語尾に音符がついた感じといえば分かるのだろうか?
 相川さん・・・、清香さんはにっこりと笑って楽しそうにしている。

 「よかったー、思ってたより話しやすい人で」

 「ん?それどういうこと」

 「いやぁ、テレビで見るとなんだかクール系って感じで、話しかけづらいかなって思っちゃったからさ〜」

 「えぇ、クール系?・・・言われたこと無いわ」

 「本当?でもでも、相川君なかなかもてるんじゃない?」

 「俺がモテる?ははっ、ないない。確かに告白されたことはあるけど、一回だけだし」

 「おおー!告白とな?」

 「やっぱり、女子ってそういう話好きなんだ?」

 「あったりまえだよ〜!気になるなぁ」

 「っと、先生着たみたいだし、ここまでってことで」

 「えぇ〜!!そりゃないよー」

 「ごめんごめん」

 「んー、悪いと思ってる?」

 「思ってるよ」

 「じゃあ、私の事を清香と呼びなさい!」

 「え、それでいいの?」

 「うむ、今日のところはそれで許してあげます!」

 「ははっ、じゃあ清香って呼ばせて貰うな」

 「わ、私は相川君の事、拓夢君って呼んでもいい?」

 「もちろん。どっちも相川だし、漢字も同じなわけだし、したの名前の方がわかりやすいもんな」

 「やったー!じゃあそういうことでよろしく!」

 「おう、よろしく〜!」

 そこで会話が途切れる。
 と、同時に周りから音が消えていた。

 あれ、なにか
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