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八条学園騒動記
第六百三十話 時代も場所も越えてその十三
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からこその言葉であった。
「やっぱり」
「ええ、街や村にいてね」
「そこで暮らしてお仕事するだけじゃないわね」
「だからね」
 それでというのだ。
「私もね」
「そう言うのね」
「ええ、それであんたも」
「大学を卒業したらね」
「お国に戻って」
「独立すると思うけれど」
 それでもというのだ。
「草原でね」
「暮らすのね」
「遊牧してね」
 これは当然だった。
「そう、そしてね」
「そのうえで」
「結婚もして」
「子供ももうけて」
「暮らすわ」
 コゼットに笑顔で言ってだった。
 ナンは彼女と共にクラスに戻った、そのうえでまた店の仕事に入った。


時代も場所も越えて   完


               2021・8・2
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