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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
☆(閲覧注意!)悪い子におかあさんにされる話
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の前には、満面の笑みのアビー。
有罪になった僕を見て、満面の笑みをうかべた。
「そう、その顔よ舞さん。私はその顔が見たかったの!」
「…。」
「絶望に染った顔。ああ僕には救いがないんだっていう、心の底から絶望しきったその顔!ほら!もっとよく見せて!」
両頬に彼女の小さな手が伸び、固定される。
アビーの顔は恍惚としていて、とても嬉しそうだ。
そっか、僕には…最初から勝つ手段はなかったんだ。
もう最初から負けることが決められていた、どれだけ足掻こうが、どれだけ我慢しようがそれはアビーの掌で踊っていただけ。
そうして僕は、
「はい、一名様ごあんなーい?」
刑を受けることになる。
アビーが手を広げると、なんと僕の真下に真っ黒な鉄の扉が現れる。
重苦しい雰囲気のそれはギギギと鈍い音をたてゆっくりと開く。
そこから漂う何かの匂い、冷たい空気。
その扉の先に広がる光景を見て、僕は絶句した。
「な…なに…?」
怯えた声で彼女に聞くと、嬉しそうに耳元で囁いた。
「私が丹精込めて育てた触手?」
僕の下で謎の粘液をてからせ、ところせましと蠢く謎の何かの正体は触手。
それぞれがひしめき合い、にちにちという卑猥な水音を立てている。
やがてそれらは僕の存在に気付くと
「ひっ…!!」
皆一斉に触手を上の方へと伸ばす。
あるものは上に乗り、僕の足にその触手を絡めようとする。
宙吊り状態になった僕は必死にそれから逃れるために足をばたつかせるが、宙に浮いたままのアビーはそんなこと気にせずまた囁き続ける。
「この子達はね、みーんな舞さんが大好きなの。だから捕まったら最後。舞さんは金玉が空っぽになっても、彼らが満足するまでずーっと搾精される。」
「…。」
「食べたりはしないから安心して頂戴な?あ、でも種付けはされるかも?」
「…!!」
種付け…?
つまり僕は…こんな化け物に…孕まされる?
「やだ!!やだぁ!!!」
足掻く、必死にもがく。
そのたびに両手を固定する鎖はじゃらじゃらと音を鳴らし、無駄なあがきだと伝える。
無理だ。嫌だ。こんなの嫌だ。
「今更どうしたの?罪人には罰を。それは当然でしょ?人間以下のマゾ犬さん?」
「で、でもこんなの…僕死んじゃうかもしれないよ!!」
そう言うと、アビーは僕の話なんか聞かず壁の方へ向かい、そこに設置されたレバーを下ろした。
そして連動し、僕をぶら下げている鎖がどんどん降りていく。
「やだ!!やだよぉ!!僕こんな奴らのお母さんになりたくないよぉ!!!!」
「だったら耐えればよかったのに。僕はマゾじゃないですって証明してくれれば、私だってこんなことしないもの。でも、私悪い子だから。元からそうさせる気満々だったんだけど
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