157 塩を調理せよ
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
静岡県へと向かっていた。
(静岡はあちらの方角・・・)
そして静岡県に入る。浜松にある天竜の杉林を越え、焼津の漁港を見渡し、そして静岡の市街地を飛び越えて清水へと訪れた。
(ここが清水の地・・・)
フローレンスは久々に訪れたこの地を少し懐かしく感じた。
(私がこの地に訪れました時、杖の所有者はここにいました・・・。そして護符の所有者は未だ受け継がれていませんでした・・・)
フローレンスはとある丘の上に来た。そこには例の四人が苦労して建てた秘密基地が今でも立っていた。
(ここで大きな基地の取り合いで激しい戦いが行われました・・・。しかし、私やイマヌエル、山田かよ子ちゃんと共にその闘いを抑えます事ができました・・・)
この地には幾度となく敵が襲って来た。自分達と敵対する世界が赤軍と提携し、無理矢理この世界と繋がってしまった時、アレクサンドルとアンナの兄妹がこの地を荒らしまわったとか。それから杖や護符を狙う者が現れる。その途中、長山治という少年が拉致されそうになったり、護符は娘に引き継がれたが、異能の能力を持つ者で最強とされる高校生男子が赤軍に利用されたり、引き継がれた護符を探し出す為に杖が奪われそうになったり・・・。
(確か、あの少女は学校に行っています筈・・・。今お会いしますには都合が悪いですわね・・・)
フローレンスはそう思いながら時を待ち続けるのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ