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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十三話 【団欒】絆を深める戦士達その十一

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「本当にな」
「そうなのね」
「ああ、あたしも聞くんだよ」
「実際朝霧怒ったら怖いよね」
「そうよね」
 えりかと川野愛もそれはと頷いた。
「クラスで一番怖いよね」
「物凄い威圧感あってね」
「普段は兎みたいだけれど」
「大人しいけれどね」
「いや、兎結構強いよ」
 こう指摘したのはヘスティアだった。
「何かとね」
「そういえばそう?」
「そうね」
 えりかも川野愛もヘスティアの言葉を否定しなかった。
「ベルさん兎だっていうけれど」
「素早くて強いしね」
「実際兎って脚力あるし」
「侮れないよね」
「少なくともヴァレン何がし君には負けないぞ」
 ヘスティアは両手を腰に当て完全に彼のことを言った。
「何があってもな」
「あっ、それ言ったら」
「もうね」
「おいドチビ今何言うんたんや」
 女神のロキがここで出て来た。
「うちのアイズちゃんに負けへんってか」
「そうだぞ」
「アイズちゃんはうちのファミリアの最高の娘やぞ」
「君の一番のお気に入りだね」
「強い賢い頭ええクール」
 合図の特徴を述べていく。
「そんな娘が誰に負けるねん」
「ベル君は強くていい子だぞ」
「そうかも知れんがアイズちゃんには負けるわ」
「いいや負けていないよ」
「負けてるわ」
「勝っているね」
「本当にこの二人仲が悪いな」
 さりなは自分の肩を触ったベンギンコマンド達にプロレス技を仕掛けつつ言った、今は卍固めをかけている。
「いや、仲いいのか」
「喧嘩する程だな」
「つまりそういうことだな」
「しかし卍固めは酷いぞ」
「ちょっと挨拶しただけだぞ」
「挨拶で触るのかよ」
 こうコマンド達に反論する、今技を仕掛けているマイクにも。
「セクハラは許さねえからな」
「肩だけじゃないか」
「お尻でも脚でもないぞ」
「勿論胸でもないぞ」
「だからいいじゃないか」
「よくねえよ、しかしな」 
 さりなはこうも言った。
「あの二人はな」
「実は仲悪くないぞ」
「そんなにだぞ」
「だからいつも一緒にいるんだぞ」
「喧嘩する程なんだぞ」
「そうだよな、あとそれ言うとあたし達もか」
 さりなは今度は自分もと言った。
「こうしてやり合うのもな」
「そういうことだと思うぞ」
「俺達も仲悪くないじゃないか」
「だから触ってもいいよな」
「俺達にとっては挨拶だよ」
「だから触るのは駄目だろ」
 いいと言うコマンド達に言い返した。
「それはな」
「私にも触ってくるけれど」
 なのはも困った顔で言ってきた。
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