暁 〜小説投稿サイト〜
魔法絶唱シンフォギア・ウィザード 〜歌と魔法が起こす奇跡〜
G編
第97話:明かされる名前
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状化した颯人に対処できない上に、接近されたらどうしようも無くなる。近付かせてなるものかと、奏は相手を穿つ竜巻を発生させる『LAST∞METEOR』で液状化した颯人自体を吹き飛ばした。
「んのぉっ!?」
〈コネクト、プリーズ〉
吹き飛ばされながら颯人は自分の進行方向に魔法陣を作り出しその中に飛び込んだ。魔法陣で繋げた先は、今技を放ったばかりの奏の背後。奏の技の威力を利用して彼女の背後を取った。
「やっぱりな!」
颯人のその行動を、奏は読んでいた。颯人を吹き飛ばした直後には、奏は既にアームドギアを構えて次の行動に向けて備えていた。
[POWER∞SHINE]
魔法陣を通り抜け颯人が奏の背後に出た時、彼の出現に合わせて奏がアームドギアを自分の後ろに振るう。颯人が奏の背中を見たと思った時には、光の刃が視界を埋め尽くしていた。
「ッ!?」
奏の攻撃が既に放たれていると颯人が知った時、彼は咄嗟にその場をジャンプしていた。考えるよりも先に体が動いてくれた事が幸いし、前転の要領で奏の放った一撃を紙一重で回避する事に成功する。
そのまま前転の勢いで颯人はウィザーソードガンを奏に向けて振り下ろした。奏は、これは決まったと言うタイミングで放った一撃を回避された挙句そのまま反撃された事に目を見開く。
奏に向けて振り下ろされる颯人の刃。それを奏はアームドギアの柄でギリギリ受け止めた。
「くぅ……はっ」
「……へっ」
鍔迫り合いした状態で睨み合う颯人と奏。真剣勝負の真っただ中だと言うのに、至近距離で睨み合う2人の顔には何時の間にか笑みが浮かんでいた。
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