156 赤軍の長、危険な遭遇
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れからの体育はその予定って聞いたブー」
「そうなの!?アタシゃラッキーだねえ・・・。走る必要がないんだもん」
まる子の面倒臭い発言で皆は沈黙した。
「ももこちゃん、私の学校も同じようにマラソン大会の練習してる筈だよ。ももこちゃんと一緒の学校だったら一緒に頑張りたかったのに・・・!!」
のり子が不謹慎とも言いたげな表情でまる子を見た。
「のりちゃん・・・。ごめん・・・」
その時、大野はある予感をしていた。
「おい、また攻めてくる奴がいるぞ!」
大野の予想は当たった。そして白い物質が飛んできた。
「うおっ、なんだ!?」
「これは・・・。塩!?」
「塩じゃと!?しょ、しょっぱいぞ〜!これを集めればお母さん達も安心するはずじゃ!」
「じいさん、そんな呑気な話じゃございませんぞ」
友蔵は関根に諌められた。その時、友蔵は腹痛を起こし倒れた。
「う、うう・・・」
「おじいちゃん!!」
まる子が祖父を心配する。
「どうやらこの塩は毒らしいな」
椎名が玉で塩を溶かす。ブー太郎もまた水の石で塩を溶解した。そして皆は塩の飛ぶ方向を確かめた。
「あいつか!さくら、火炎放射だ!」
大野はまる子に命令する。
「でも、おじいちゃんが!」
「私がやるわ!キャロライン!」
「ええ!」
キャロラインは透視能力で塩を飛ばす者を確認した。
「のりちゃん、合体するよ!」
「うん!」
のり子とキャロラインが一人に同化した。
「はあ!」
のり子とキャロラインが光線を放つ。しかし、塩を飛ばす者もまた塩の壁を作って妨害した。しかし、それでも二人は諦めない。塩の壁を何とか破って機械を念力で破壊した。
「ももこちゃんのおじいさん、今、解毒するわ!」
のり子は友蔵の腹に触る。その時、友蔵の腹中でボッという音がした。
「おお、治ったぞい!」
そして一同は相手に近づく。
「ふ、この黄巣様の塩を突破するとは・・・!!」
(この人、塩を武器にする・・・。となると・・・!!)
かよ子はある事を頭に閃かせた。
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