第四百七十三話 【団欒】絆を深める戦士達その三
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「結構以上に」
「そうであるか」
「喋る小さなパンダなんてな」
「これはこの世界での姿である」
「変身した時が本当の姿かい?」
「そう思うである」
「成程ね、ただね」
あさひはさらに言った。
「もう一つ面白いことがあるよ」
「それは何であるか」
「あんた酒好きだからね」
ストレスが溜まるとビール缶を一度に何本も空けることも話した、尚最近では毎晩上機嫌でそうしている。
「そのこともね」
「面白いであるか」
「今夜も飲むだろ」
「そうするである、ただお主飲むと絡むであるからな」
パイマンはあさひのこのことを指摘した。
「気をつけるである」
「酒乱じゃないからいいだろ」
「酒乱は論外である」
「まあ人それぞれってことでな」
女神のロキも笑って言ってきた。
「国もってことや、うち等も色々やしな」
「神様っていっても色々ってことですね」
「そうした考えもあるな」
ロキは幸平に笑って返した。
「自分ええこと言うたな」
「そりゃどうも」
「その通りや、それで国によって色々ちゃうけど」
「世界によっても」
「どの国のモンかはな」
「結構被りますね」
「日本って国がめちゃ多くてな」
それでというのだ。
「そうなってるな」
「本当に基本八ヶ国ですね」
リネットもこう考えた。
「この世界でもどうやらそうですね」
「多くの世界でイタリア、フランス、ロシアと言われる国もありますよ」
ニーミがリネットに答えた。
「事実」
「私達のお友達でいないだけで」
「そうです」
これがというのだ。
「実際に」
「そうなんですね」
「ちなみに私達の中で一番多いのは重桜の方々です」
このことはベルファストが話した。
「それぞれの世界で日本の方が多いことと同じですね」
「全体の四割以上だな」
ビスマルクも述べた。
「重桜の面々は」
「そう考えると拠点が我々のところにあるのも当然か」
「そうね」
瑞鶴は高雄の言葉に頷いた。
「そうしたところを提供することも」
「そうだな」
「それでここまでお世話になっているのはね」
ヨークタウンはこう言ってきた。
「図々しいかしら」
「いや、遠慮は無用だ」
長門はそのヨークタウンに答えた。
「今は仲間だからな」
「そうなの」
「思う存分食べてだ」
そうしてというのだ。
「飲んで寝て風呂にも入ってな」
「訓練をして」
「共に戦おう。今は食費も仲間達が出してくれるしな」
「お金持ちの方も多いですからね」
こう言ったのは美森である。
「私達の中では」
「ある人はすげえよな」
実際にとだ、ポップも言った。
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