外伝〜灰と白銀の邂逅〜中篇
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摘に対してシズナは答えた後一瞬だけある方向に視線を向けた後すぐに視線をリィン達へと戻し、シズルの答えにヴァンが呆れている中シズナの話の中からある推測をしたリィンはシズナが視線を向けた方向へと視線を向けた。
「まさか姫の”太刀”を折っただけでなく、姫の一瞬の視線の動きも見逃さないとは…………”剣仙”が”八葉”を真の意味で完成させる一刀として選んだ”最後の弟子”………僅かな間とはいえ、姫を預ける人物としては相応しい実力は備えているようだな。」
一方リィン達から遠く離れた場所でリィン達の状況を監視していた謎の人物―――――全身に漆黒の装束と強化スーツを身に纏い、更に仮面を被って完全に素顔を隠している存在は静かな様子で呟いた後凄まじい速さでその場から消えるように離れて行った。
「それでリィンお兄さんの事を”合格”と判断したお姉さんはリィンお兄さんやレン達に協力してくれるという事でいいのかしら?――――――それもヴァンお兄さんと違って、”戦争に参加する”という形で。」
「その認識で構わないよ。――――――という訳でよろしくね、リィン。」
「ええ、こちからこそよろしくお願いします、シズナさん。」
「ふふ、”シズナ”で構わないし、敬語も必要ないよ。年もそんなに離れていないからね。」
「わかった。――――――改めてよろしく頼む、シズナ。」
レンの確認に対して頷いたシズナはリィンに視線を向けて手を差し伸べ、手を差し伸べられたリィンは頷いてシズナと握手をした。
その後リィンは折れたシズナの得物を修理する為にセティ達に連絡を取り、緊急の修理の依頼を請けてもらえた為ヴァリマールの精霊の道でクロスベルの近くまで転位した後レンとヴァンにクロスベルで暇をつぶしてもらっている間にセティ達にシズナの大太刀を修理してもらう為にシズナと共に特務支援課のビルに向かった――――――
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