-Heroic-
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ら引き抜いていた。
龍騎のカードデッキと同じ紋章が描かれたカード。龍騎はそれを、開いたドラグバイザーに入れ、そのカバーを被せる。
『ファイナルベント』
それは、龍騎最強の一撃。
そのプロセスは、両手を突き上げるところから始まる。
龍騎の周りを回る龍へ捧げる舞とともに、龍騎が腰を落とした。
「はああああ……だっ!」
両足を合わせ、龍騎がドラグレッダーとともに飛び上がる。
当然、ファウストとメフィストがそれを看過するはずもない。それぞれが攻撃を加えてくる。
「邪魔はさせない!」
ウィザードはウィザーソードガンとドラグセイバーを振り回し、闇のヒューマノイドたちの光線を食い止める。炎の演舞が篝火を散らしながら、闇のウルトラマンたちの攻撃を妨害した。
その間にも、龍騎はすでに遥か上空へ舞昇っていた。体を回転させ、ファウストとメフィストへ右足の蹴りを向けた。
「だああああああああああああああああ!」
迫り来る、火龍のミサイル。
それに対し、ファウストとメフィストは慌てて光線を放つ。だが、すでに万全の状態の必殺技を、二体がかりとはいえ、急ごしらえの技が破れる道理はない。
さらに、ウィザードが追撃と二本の剣を交差して振る。放たれた炎のエネルギーもまた、ドラゴンライダーキックと同時に命中。
ファウストとメフィスト。トレギアのよって召喚された闇のウルトラマンは、二つの炎によって爆発。世界を呪う悲鳴とともに、亜空間より消滅した。
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