第四百七十二話 【訓練】流れる汗その十一
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「その時は安心して下さい」
「わかった、ならな」
「はい、その時は」
「ダイオウイカは僕もなったことがありますが」
鬼太郎の言葉だ。
「多分大き過ぎて」
「美味しくないですか」
「そうだと思います」
こう要に答えた。
「普通の烏賊はいいですが」
「それは僕も思います」
要は鬼太郎に答えた。
「普通の烏賊ならです」
「美味しいですね」
「色々な料理に使えて」
「そうですね」
「美味しいですが」
「ダイオウイカはです」
どうしてもというのだ。
「大き過ぎます」
「そんなの食うよりな」
白山坊も言ってきた。
「やっぱり普通の烏賊だろ」
「烏賊ならだ」
日向が言ってきた。
「つまみでいつもスルメを食っている」
「ああ、それはいいな」
白山坊は日向に応えた。
「それじゃあ今夜はな」
「スルメを肴にしてだな」
「一緒に飲むか」
「そうするか」
「訓練もしてね」
あさひは陽気に笑って話した。
「そしてね」
「飲むぞ」
「そうしましょう」
「スルメも美味しいですよね」
ギャスパーも笑顔で述べた。
「お酒によく合っていて」
「そうそう。シンプルだけれどね」
プリンツ=オイゲンはギャスパーににこにことして応えた。
「あれと日本酒の組み合わせもね」
「美味しいですよね」
「そうよね。あと貴方男の子よね」
「はい、そうです」
「私とそっくりだけれど」
それでもというのだ。
「そうなのよね」
「そうなんですよね」
「ラ=ピュセルちゃんと似てるわね」
「僕変身したら女の子なんです」
そのラ=ピュセルが言ってきた。
「ですから」
「似てると言えばでしょ」
「そうですよね」
プリンツ=オイゲンの言葉に頷いた。
「そうなりますね」
「実際にね」
「外見も見ないと見分けがつかないですよね」
お茶子も言ってきた。
「どうしても」
「オイゲン君達の場合は特にそうだね」
太宰はお茶子の言葉に頷いた。
「多いからね」
「そうですよね」
「君も含めてね」
「よう言われます」
「あと私も多いな」
「私もですね」
ターニャとヴィクトーリャも言ってきた。
「どうも」
「そうした人がな、それでだ」
ターニャはさらに言った。
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