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Fate/WizarDragonknight
無双龍
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ダーの返答は拒否。それを証明するかのごとく、ドラグレッダーはその尾の刃で、ウィザードを斬りつけた。

「うわっ!」

 切り払われる客席を見て、ウィザードは冷や汗をかく。

「おっかないなこれ……ドラグレッダー!」
「____________!」
「頼むよ! 一緒にドラゴンライダーキックした仲でしょ!?」
「____________!」

 だが、ドラグレッダーは吠える。明らかにウィザードへの友好関係は築けていない。

「うわっ! もしかして、今の俺が火属性じゃなくて水属性だから嫌がられてるの!?」

 ドラゴンの言葉など分かるわけなどない。
 ドラグレッダーは、ウィザードに対して敵意の眼差しを向けている。


「あっはははは! 傑作じゃないか」

 その様子を見て、トレギアが肩を震わせた。

「まさか、サーヴァントの飼い慣らしが出来ていないのかい? それでよく氷川紗夜を助けると大見得を切ったものだ」
「ドラグレッダー!」
「_____________!」

 ウィザードの声に、ドラグレッダーは従わない。
 むしろ火炎を吐き、ウィザードをトレギアごと攻撃してくる。

「っ!」

 ドラグレッダーがいるかいないかで、ウィザードの考えの成功率が大きく変わってくる。
 どうすればいいのかと思案する中で、声が聞こえてきた。

「ドラグレッダー!」

 それは、龍騎の声。
 ファウスト、メフィストと戦いながらも、ドラグレッダーの主は、必死にドラグレッダーへ懇願した。

「頼む! ハルトに従ってくれ! 俺は人を守るために戦いたいんだ! ハルトも、俺と気持ちは同じだ!」

 すると、ドラグレッダーは吠えない。
 悩むかのように、顔を下ろした。

「ドラグレッダー?」
「ドラグレッダー! 俺たちは、前の世界で、世界を救えなかった!」

 メフィストの爪をドラグセイバーで受け流し、返しにドラグクローで殴りつける。その攻防を繰り広げながら、龍騎は叫んだ。

「お前がそれを望んでいたのか、俺には分かんねえ! お前はただ俺に従っていただけなのかもしれねえし、お前が心の底だったら嫌だったのかもしれねえ!」

 ファウストが、背後から回り、龍騎の首を絞めつける。苦しみ、そこから全身へダメージを受けながらも、真司は叫ぶ。

「お前が望むなら、この戦いが終わったら俺を喰ってもいい! だから、今だけはハルトに協力してくれ! 俺は人を守るためにライダーになったんだ! お前も、今だけはその気持ちを持って欲しいんだ!」

 ドラグレッダーは、龍騎を、そしてウィザードを見比べる。
 しばらく顔を落とした後、吠えた。
 そして。

「ありがとう……! ドラグレッダー!」

 ドラ
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