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私の中に猫がいる 完結
2-?
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のモデルが多いんだね 奥さんも嫉妬するだろうね」

「そうね 私なら、我慢できないかも」

 帰りは、京都駅まで出て、新幹線で新神戸に行って、三宮で少し飲もうと早坂さんが言ってきた。私は、そんなもったいないと言ったけど、時間の方がもったいないと返されて、言う通りにした。

 焼肉店に連れて行ってくれて、私も少し飲んだけど、どうも、まだ話すにしても遠慮してしまう。そのまま、駅で別れたんだけど

「まだ、あの人とそういう気になんないのか」と、プチが聞いてきた。

「うん なんか、燃えないのよね いっそのこと、無理やり奪ってくれたらと思ったりするのよ」

「おい 危険なこと考えるなよ そんなことすずりちやんにしたら、俺は暴れるぜー」

「うふっ 冗談だよ」
 

  
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