第百七話 曹操、司馬尉に詰め寄るのことその一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
結界あったしね」
今度は馬岱が言う。
「気を溜めている結界がね」
「あの結界もおかしいのだ」
「おかしいなんてものじゃないわよ」
馬岱は眉を顰めさせて張飛に話す。
「明らかに。よからぬ目的の為に集めてたから」
「あの気もな」
ここで二階堂はまた二人に話した。
「青紫の炎が傍に幾つも燃えてただろ」
「あの炎って確か」
「八神やオロチの奴の炎なのだ」
「そうさ、八神家は実際にオロチの血が入ってるんだよ」
八神家の呪われた宿命の一つだ。このことが彼の運命を操っていると言っても過言ではない。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ