切り札
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ードを引き抜いた。
赤い背景に、刀身が曲がった剣が描かれたそのカードを、左手の龍召機甲ドラグバイザーへ装填する。
『ソードベント』
焼け落ちる会場に響く龍の咆哮。
天空を舞うドラグレッダーの尾が、光を帯びて同じ形の剣として龍騎の手に収まる。
龍騎はその剣、ドラグセイバーをトレギアたちに向けた。
「それに、お前だったらもう、なんかアイデアあるんじゃねえの?」
「!」
その言葉にウィザードは口を噤んだ。
龍騎は続ける。
「っしゃあ! お前が動くための隙ぐらい、俺が作ってやる! だからハルト、お前は、自分を信じろ!」
龍騎はそう言って、一人、三体の敵へ走っていった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ