第三章
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「とんでもないことになるわね」
「そうよね、世界でもここまでの迷宮はそうはないわね」
「多分ね。じゃあこれから東京駅の名所巡ってね」
「帰る?」
「ええ、迷わない様にしてね」
「それじゃあね」
紅美は雪月に応えた、そうして東京駅の名所を巡ってみたがそれはあくまで静岡に戻る線の近くまでだった。
二人は迷わない様にして液の中を巡ってだった。
そうしてから静岡に帰った、それから紅美は次の日雪月に話した。
「昨日の東京駅と地下鉄凄かったわね」
「そうでしょ、物凄いでしょ」
「まさかあんな場所だなんてね」
「地元の人でも覚えるの大変みたいよ」
「そりゃそうでしょうね」
「迷う人も実際にいるらしいから」
「それはわかるわ、けれど学校に帰って調べたら」
紅美は雪月にこうも話した。
「大阪駅とか横浜駅とか京都駅もね」
「凄いのね」
「流石に東京駅程じゃなくても」
「迷路なのね」
「そうみたい。大阪の地下鉄もね」
「そうなのね。電車って迷路造るのかしら」
雪月は紅美のその話を聞いて述べた。
「そうなるのかしら」
「そうかもね、けれどあれだけ凄い迷路なら」
紅美はあらためて東京駅のことを思った、地下鉄のこともだ。
「一度真剣に隅から隅までね」
「見ていきたいのね」
「ええ、そうしたいわ」
「流石迷路好きね、じゃあ機会があったら」
「また行ってみるわ」
その東京駅にとだ、紅美は笑って話した。そしてまた時間がある時にだった。
彼女は実際にまた東京駅に行ってみた、そのうえで現実にある大迷宮を回ってみた。それは東京駅だけでなく東京の地下鉄もそうで。
次の日また雪月に話した。
「東京駅と地下鉄行ってみて今回はじっくり歩いて乗ってみたわ」
「地下鉄にもなの」
「そうしてみたらね」
実際にというのだ。
「本当に凄かったわ」
「そうだったのね」
「あんな凄い迷宮ないわ」
紅美はこうも言った。
「だからまた今度ね」
「行ってみるのね」
「それでまた迷宮を楽しんでくるわ」
雪月に目をきらきらとさせて話した、こうして紅美は高校時代機会を見て東京駅と地下鉄を静岡から行って歩き回ったり乗ったりして楽しんだ。
大学と就職先は地元静岡市だった、だがそれでもだった。
東京駅にも地下鉄にも詳しくなりその二つを舞台にしたウェブ小説を某サイトに発表して人気になった、それで今も友人である今は清水市の職場で働いている雪月に話した。
「まさか小説に使えるとは思わなかったけれど」
「東京駅も東京の地下鉄もね」
「大迷宮を踏破する要素もあって人気よ」
「本当に迷路だから」
「そこをどう動くかとか謎解きとか探検とか探索とかね」
「色々書けるのね」
「そうなっているわ、そう思うと凄いわ」
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