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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
納得いかない
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くらいまでの背丈になっているのを見て、何も代償がない方がおかしい。それこそ納得できなくなってしまう。

「シェリアも少し背が伸びたんじゃない?」
「えへへ!!わかる?」

それを聞いたウェンディが俺と同様なリアクションをしていることに気が付いた。そりゃそうだよね、俺たちはいまだに身長も伸びていないのに、二人は確実に伸びているとなったら、悲しくてしょうがない。

「しかし、難しい依頼だと思ってたのに、こんなにメンツが揃ったら楽勝そうだな」
「そうだね。すぐフィオーレにも帰れそう」

仲良さげに話しているレオンとシェリア。その二人のやり取りの最中、俺の視界はある一点に注がれていた。

(あれ・・・なんかレオンらしくないような・・・)

いつからなのかはわからないがレオンの手に置かれているのはシェリアの手。彼はそれを振り払うこともしなければ、シェリアはその手に指を絡ませ体を寄せている。
今までの彼らではなかったような行動に違和感が拭えない。しかし、誰もそれに触れないため、俺も尋ねることはせず、ただ静かに船が止まるのを待つことにした。






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