第十八話 クリスマスの光その十
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ね」
「そうだったの」
「それでね。大学の先生になって」
夢をさらに話す希望だった。彼のその夢を。
「後は。家族が欲しいね」
「家族?」
「誰よりも好きで愛している人とね。一緒になりたいんだ」
今度語ったのはこの夢だった。
「そう思ってるんだ」
「そうなの。じゃあ」
「千春ちゃんと。結婚したいよ」
クリスマスの雰囲気もありだ。希望は今千春にこの告白をした。
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