暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第82話 ミカエルの話、驚愕の真実を知ります!
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ミカエル様の回答を聞いて祐斗先輩は納得した表情を見せます。そんな祐斗先輩に対してミカエル様はもう二度と祐斗先輩のような子を出さない為にすると言いました。
「そろそろ時間も押してきましたしここまでにしましょう。続きはまた会談で……兵藤一誠、最後に貴方に渡したいもんがあります」
「なんでしょうか?」
「この聖剣を受け取ってください」
ミカエル様はそう言って空間を歪ませると一本の剣が出てきました。それは聖なるオーラを放っており悪魔の私には痛いです……
「これは……」
「ゲオルギウス……聖ジョージの持っていた『アスカロン』です」
アスカロン……確か『龍殺し(ドラゴン・スレイヤー)』で有名な聖剣でしたね。
「なぜそれを俺に?」
「エクスカリバーを取り戻していただいたお礼ですよ。この聖剣はドラゴンを宿す貴方にも効果は抜群ですが、逆に言えば他の龍との戦いで有利になります。例えば宿敵である白龍皇にも同じように有効です。白との戦いで役立ててください」
「……ありがとうございます」
白龍皇……赤龍帝である先輩の宿命の敵ですね。まだ出会っていませんがいずれは私達の前に現れるのでしょう。まあ並みの相手ならイッセー先輩が負ける訳がありませんが。
「既に特殊儀礼を施しているので因子を持たない貴方でも扱えるはずです。剣を掴んでみてください」
イッセー先輩はミカエル様に言われたとおりに剣を握るとアスカロンは反発することなく先輩の手に収まっていました。
「ドライグ、籠手の中に収納してくれるか?」
『了解だ』
すると赤龍帝の籠手が赤く輝きアスカロンと共鳴しました。そして光となって籠手の中に入っていきました。
「さて、今日はこの後サーゼクスとの打ち合わせがあるのでそろそろ失礼させていただきます」
「お忙しいところ来て頂きありがとうございました」
「いえ、こちらの都合ですので礼を言うのは私の方です。後兵藤一誠、一ついいでしょうか?」
「なんでしょうか?」
「ゼノヴィアとイリナに意識が回復したら気にしないでくれと伝えてください」
「分かりました」
リアス部長がミカエル様にお礼を言うと気にしなくていいと言われ、ミカエル様はイッセー先輩にゼノヴィアさんとイリナさんに伝言を頼みました。
そして光となって教室の窓から出て行かれました。
「……何だか予想以上に大変な事実を知ってしまったわね」
「そうですね。でも今は会談に向けて意識を切り替えるしかありませんね」
「そうね、今日は色々あって疲れちゃったし解散しましょう」
イッセー先輩とリアス部長の言葉に全員が頷き今日は解散することになりました。ゼノヴィアさんとイリナ
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