暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第82話 ミカエルの話、驚愕の真実を知ります!
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
方的に毛嫌いして抹殺しようとすらしていたんだ。喧嘩を売ってきたのはあいつ等だ!』
「どういう事だ?」
『聖書の神は初めに生んだ人間のアダムとイブをそそのかして禁断の果実を食わせた蛇を毛嫌いしているんだ。だからドラゴンも心底嫌っていた。こいつら天使は神は蛇が嫌いだからといってドラゴンにケンカを売ってたんだぞ』
「当然です。主の敵は我らの敵ですので」
『フン!やはり貴様らとは相いれんわ!』


 ドライグは必至に弁解をして先にケンカを売ってきたのは三大勢力だと言いました。ミカエル様はそれを認めましたし天界は蛇が心底嫌いなのでしょうね。デビルオロチとか見たらどう思うのでしょうか?


「……コホン、話がそれてしまいましたね。神は死ぬ事を悟っていたのか自身の力を形として残して逝かれました」
「それがシステムですか?」
「ええ、そうです。兵藤一誠、貴方が赤龍帝の籠手を今でも使えるのはそのシステムのお蔭なのです。更にシステムは神器だけでなく聖なる力……例えば聖水が悪魔に効果的という法則を生み出し私達が堕天する現象なども生み出しています。まさに神に代わって天界を支えている非常に大事な存在なのです」


 神が残したシステムという力はまさに天界の要なのですね。でも堕天してしまうのは嫌ですね、いくら天使が清らかでなくてはいけないとはいえ、好きな人とえっちぃことが出来ないなんて私には耐えられません。


「私は神からシステムの管理を任されていました。その力で信者たちを導いてきたのです」
「……しかしアーシアは魔女として追放されましたが?俺は信者ではないので信仰と言われてもイマイチピンと来ません。ですがアーシアがとても良い子なのは分かります。でも貴方たちは彼女を追放した。こんな良い子を追放するなんて、本当に導いているのですか?」


 イッセー先輩はミカエル様の言葉に本当にそれが出来ているのかと返しました。流石に拙いと思いましたが、先輩の気持ちを考えると何も言えません。


 実際にアーシアさんは追放されましたしそのせいで辛い思いをされてきたのです。部長もそれを知っているのでイッセー先輩を咎めたりはしませんでした。


「兵藤君、ミカエル様にそのような言い方は……」
「大丈夫です、ソーナ・シトリー」


 事情を知らないソーナ会長はイッセー先輩に注意をしようとしましたが、それを止めたのはミカエル様でした。


「兵藤一誠、貴方が私……いや天界について不信感を持っているのは当然です。しかしどうか理解していただきたい、私が彼女を追放したのは仕方なくだったのです」
「どういう事ですか?」
「彼女は悪魔を癒し傷を治しました。しかしそんな事は今まで不可能でした。なぜならば聖なる力である神器は魔なる存在である悪魔を癒す
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ