暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第82話 ミカエルの話、驚愕の真実を知ります!
[3/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ったイッセー先輩は私と同じようにアーシアさんの心配をしましたが、彼女に大丈夫と言われて心配そうにしていましたが一応納得しました。


「ミカエル様、聖書の神が亡くなっていると言うのは本当ですか?」
「事実です。聖書の神は既に死んでおり、私達熾天使が現在天界のトップとして活動しています。この事実を知るのは現在の時点でサーゼクス、アザゼルなどの各組織のトップと一部の幹部しか知りません」


 リアス部長の質問にミカエル様はそう答えました。


「で、ですが聖書の神が亡くなっているのならば何故神器は存在するのですか?あれは聖書の神が作った物です。聖書の神が死ねば神器も共に失われるはずではないのでしょうか?」


 ソーナ会長は神が死んだのならその神が生み出し神器が今もあるのはおかしいと言いました。


「鋭いですね、ソーナ・シトリー、その通りです。聖書の神が生み出した神器は神が死ねば共に消えます。本来ならば……」
「本来ならばと仰られたという事は、つまり今神が死んだのに神器が存在するのは何かイレギュラーな事が起きたと言う事ですか?」
「いえ、神器が残っているのは神が残した『システム』と呼ばれる力のお蔭です」


 システム……一体何なのでしょうか?


「まずは何故聖書の神が死んだのか、そこから話していきたいと思います。それはかつて三大勢力で生じた大戦争に遡ります。悪魔、天使、堕天使、三つの勢力が互いを滅ぼそうと常に争いを繰り広げていたのですが、ある日その戦場に赤い龍と白い龍が乱入してきました」
「それって……」
「ええ、貴方の中にいる赤い龍ですよ」


 ミカエル様はイッセー先輩……ではなく先輩の中にいるドライグに視線を向けました。


「二匹の龍は私達には目もくれず互いを攻撃し合っていました。しかしその激突の余波で三大勢力は被害を受けその二匹を攻撃しました。するとその二匹の龍は逆ギレを起こし我々に襲い掛かってきました」
「ドライグ……」
『……そんな顔をしないでくれ、イッセー』


 イッセー先輩はジト目で赤い小手を見ていました。ドライグはいたたまれなくなったのか見ないでくれと言いました。


「私達三大勢力は一時的に休戦してこの二体の龍と戦いました。なんとかこの二体の龍を神器に封印することが出来ましたがその代償は大きく初代魔王4人は死に、主も無理をしていたことが祟ったのか後に亡くなられてしまったのです……」
『……』


 全員の目がイッセー先輩の赤い小手に注がれています。話に聞くと結構酷いですね、ドライグ。


『ま、待て!騙されるな相棒!悪魔はドラゴンを見下していたし、堕天使も俺達を突け狙っていたんだ。いずれはこうなっていたんだ!何より天使どもはドラゴンや蛇を一
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ