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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第82話 ミカエルの話、驚愕の真実を知ります!
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た。一体どんな内容なのでしょうか?でもG×Gの世界で色んなことを体験してきたんです。ちょっとやそっとの事では驚きも……
「単刀直入に言います。聖書の神は既に死んでいます」
しない……えっ?
「い、今なんと仰られましたか?」
「聖書の神は既に死んでいます。もうこの世界にはいないのです」
……聖書の神が死んでいる?想像もしていなかった事に私はおろかイッセー先輩ですら驚愕の顔を浮かべていました。
「そ、そんな……嘘ですよね……神が……主がいないなんて……そんな!」
ゼノヴィアさんは青ざめた顔で嘘だと言いました。イリナさんも「嘘よ……」と呟いていました。
無理もありません、二人にとって聖書の神は信仰する対象、つまり心の支えでした。それがいないなんて言われるのは今まで信じてきたモノ全てを否定されるようなことです。
「いえ、本当です」
「……ッ!?」
それが嘘じゃないのはミカエル様の真剣な顔を見れば一目瞭然です。それをゼノヴィアさんとイリナさんも思ったのか白目を向いて倒れそうになりました。
「ゼノヴィア!イリナ!」
イッセー先輩は咄嗟に席を立ちあがり瞬時に二人を抱きかかえました。ですが二人は気を失ってしまい先輩の腕の中で生気のない顔をしていました。
「気を失ったのか……」
「兵藤君、念のための隣の教室を借りておきました。そこにお二人を移動させてもらっても良いですか?」
「分かりました」
イッセー先輩はソーナ会長に言われた場所に二人を連れて行きました。
「……」
「アーシアさん、大丈夫ですか?」
私はアーシアさんの席の近くだったので彼女に声をかけました。アーシアさんは顔を真っ青にしていましたが気を失ってはいませんでした。
「だ、大丈夫です……正直心臓をナイフで刺されたみたいに苦しいですが……でも大丈夫です」
「アーシアさん……」
アーシアさんはそう言って笑みを浮かべましたが無理をしていると直ぐに分かりました。
「……分かりました。でも苦しくなったら直に言ってくださいね」
「はい、ありがとうございます」
私は心配でしたが彼女が大丈夫だと言う以上納得するしかなく口を閉じました。
それから直にイッセー先輩が戻ってきました。
「申し訳ありません、ミカエルさん。話を中断させてしまって……」
「構いません。如何に覚悟をしていようと二人は想像していなかったでしょう。主が存在していないなどと」
「……」
イッセー先輩はミカエル様に謝りましたが、ミカエル様もそうなると予想していたのか申し訳なさそうにしていました。
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