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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第82話 ミカエルの話、驚愕の真実を知ります!
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 全員が席に着きミカエル様が話を始めました。


「今日はこうして集まって頂きありがとうございます。一応自己紹介をしておきましょう。私はミカエル、『熾天使(セラフ)』を率いる天使長です」


 ミカエル様はそう自己紹介されました。ううっ、ただ挨拶しているだけなのに神々しいオーラが出てちょっと痛いです……


「今日皆様に集まって頂いたのは会談をする前にどうしても確認をしておかなければならないことがあったからです」
「確認しておかなければならない……と言われますと?」
「……」


 ミカエル様はソーナ会長の質問を受けて何故かゼノヴィアさん、イリナさんを見ていました。


「……今から話す事は天界にとってとても重要な事になります。ゼノヴィア、イリナ。エクソシストとして活動している貴方たちと……」


 ミカエル様は今度はアーシアさんの方に視線を向けました。


「……元聖女であるアーシア・アルジェント。貴方は今も主を信じていますか?」
「えっ……は、はい!」
「ならば貴方にとっても辛い事になると思います。もし聞きたくないのならば3人は退席していただいても構いません。その場合は会談にも参加は出来ませんが……」


 ミカエル様はアーシアさん、イリナさん、ゼノヴィアさんにそう言いました。3人共教会の関係者ですよね、この三人が聞いて辛い思いをするとは一体どんな話の内容なのでしょうか?


「……」


 イッセー先輩は少し苛立った顔をしていました。おそらくミカエル様がアーシアさんに聖書の神を信じているかと聞いてイラッとしたのでしょう。なにせアーシアさんを魔女として追放したのは教会……つまり天界なのですから。


 ですがイッセー先輩はすぐに表情を切り替えてアーシアさん達の答えを待っていました。


「わ、私は覚悟はできています!」
「私もイリナと同じです。如何なる事でも動揺致しません」


 イリナさんとゼノヴィアさんは覚悟はできていると言いました。残るはアーシアさんだけですね。


「わ、わたしは……」
「アーシア、無理はしなくていいぞ。ミカエルさんが事前にそう言うって事はアーシアにとってかなりつらい話になるはずだ」


 悩むアーシアさんに隣にいたイッセー先輩が無理はしなくていいと言いました。


「……いえ、私も聞かせてください。少し怖いけどイッセーさんがいてくれれば勇気が出ますから」


 アーシアさんはそう言ってイッセー先輩の手を繋ぎました。先輩も何も言わずにアーシアさんの手を優しく握り返しました。


「……分かりました。では話をさせていただきます」


 ミカエル様は三人の了承を得ると本題を語り始めまし
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