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物語の交差点
とっておきの夏(スケッチブック×のんのんびより)
僕らの冒険 〜 分校A
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ー飼育小屋ー




れんげ「ウーサギー小屋ー♪ うっさぎ小屋ー♪」


一行はれんげの案内で飼育小屋にやってきた。


朝霞「れんげちゃんノリノリですねー」

なっちゃん「ですねー」

れんげ「おっ世話しっましょー小鳥さんっ!おー世話しましょーうっさぎさんー!」ズンチャズンチャ

れんげ「綺麗に毛づくろいいったしましょー!」ズンチャズンチャ


れんげは奇妙な節回しをつけた歌を歌いながらこれまた珍妙な踊りを踊っている。


蛍(このノリ、まさか・・・!?)ハッ!

れんげ「そーしてまっとめって」グルグル

れんげ「ダイナマーイッ!!」スターン!

一同「!?」ビクッ

蛍(やっぱり…。)


れんげは勢いよく地面にダイブした。


れんげ「」ズンザラザー

一同「」ポカーン

れんげ「」

葉月「れんげちゃん、大丈夫…?」

れんげ「」ギギギ


しばらくの静寂のあと漸く葉月が声をかけるとれんげが涙目でこちらを振り向いた。


れんげ「……膝……やっちまいました……」

蛍「また!?」ガーン

葉月「大丈夫!?」タタッ


葉月はれんげに駆け寄り、彼女を立たせてやった。


れんげ「前にも同じ失敗してるんに、ウサギ小屋にいくと思ったらついテンションアゲアゲしちゃいましたー」オーウ

葉月「あんなに思いっきりジャンプするから…。あーあ、派手に擦りむいたわね」

渚「とりあえず水で洗ったほうがいいね。私はヨモギを摘んでくるよ!」ダッ!

一穂「ごめんね栗ちゃん、お願いするよ」


言うが早いか渚は駆け出していった。


ケイト「ドウシテ栗原センパイはヨモギを摘みに行ったデスカー?」

ひかげ「ヨモギには止血効果があるからね。だからじゃない?」

蛍「ほら、れんちゃん洗うよー」ジャバジャバ

一穂「すまないねえ。れんちょん、ほたるんに『ごめんなさい』は?」

れんげ「ほたるん、ごめんなさいなのん」ショボーン

蛍「気にしなくていいよ。れんちゃんウサギ大好きだもんね」ヨシヨシ

渚「お待たせ、れんげ君」


近くの洗い場で蛍がれんげの膝を洗っていると渚が戻ってきた。手にはヨモギを持っている。


一穂「お帰り。早かったね」

渚「幸い近くにヨモギが生えていたので。本当はすり潰してその汁を塗ったほうが効果があるんだけど……ん?」ピタッ


不意に渚の動きが止まった。


渚「待てよ、ここは学校…ということは家庭科室がある……。一穂さん、家庭科室を使わせてもらってもいいですか?」

一穂「家庭科室?いいよー」

渚「ありが
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