第四百七十一話 【戦友】それぞれの世界の戦士達その四
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「こうしてな」
「犬も喋るし」
「はい、そうです」
犬神が続いてきた。
「この通りです」
「猿も喋るぜ」
「雉もね」
猿神と雉神も言ってきた。
「神様だからだけれど」
「喋れるぜ」
「俺はまあ実は犬に変身してるだけだしな」
シロも自分のことを話した。
「喋れる訳があるんだよ」
「ちなみに俺は元々煉獄生まれだぜ」
ホークも出て来た。
「だから喋れるんだぜ」
「これまで何度どうして豚が喋るんだって思ったぜ」
アスタは笑って述べた。
「本当にな」
「別におかしくないだろ」
「そっちの世界でもそんな豚いなかったろ」
「俺は特別だからな」
ホークはアスタに笑って返した。
「だからな」
「喋れるってか」
「思ってたけれどな、騎士団長様だしな」
「俺と同じってことだな」
ヤミは煙草を吸いながら言ってきた。
「そういえば」
「おう、お前も俺みたいになれよ」
「ははは、あんたの勇気にな」
「とりあえず本当に大したことじゃないですから」
茂夫も言ってきた。
「グロンギに比べたら遥かに」
「それはそうね」
クリーブランドも茂夫の言葉には素直に頷いた。
「あの連中に比べたら」
「猫や豚が喋ってもですね」
「いいわ」
「ちなみに僕も普通です」
「いや、貴女普通じゃないわよ」
クイーン=エリザベスは茂夫を指差して必死の顔で言った。
「発している気が半端じゃないわよ」
「いえ、そうしたことがあってもです」
「普通だっていうの」
「人間です」
「私の船の姿も吹き飛ばせるでしょ」
「まあ力を全て解放したら」
そうしたらとだ、茂夫も答えた。
「出来ますね」
「それだけの力があってもなの」
「人間ということはです」
「同じでなのね」
「普通です」
「いい子だよ、茂夫は」
ルッキーニは笑顔で述べた。
「真面目で思いやりがあってね」
「ああ、ちょっとぶしつけなところあるけれどな」
さりなも笑って話した。
「いい奴だよな」
「そうだよね」
「あっ、雫芽さん」
茂夫はそのさりなに話した。
「この前訓練中ブルマから下着はみ出ていたので注意してね」
「そこがぶしつけだって言ってんだよ」
さりなは今度は怒って言った。
「そんなこと言うなよ」
「では言わなかったらどうするかな」
「怒るに決まってるだろ」
それはそれでという返事だった。
「あたしの下着見たんだからな」
「というかうちの学校まだブルマだから」
「見えるのよね」
えりかと川島愛も言った。
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