始まりから夏休みまで
狂戦士との戦いの話
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らなんとやら、ボクはアストルフォ!よろしくね!」
「あすとるふぉ…って言うのかい。」
こいつだ。
「ライダー!何故真名を…!」
「だって名乗られたら名乗り返すのが騎士としての流儀じゃない?そうでしょセイバー。あ、お家どこ?そこまで運ぶよ。」
この女、まるで怪しさが感じられない。
おそらく鬼武蔵の仲間だろうが悪意も何も感じない。
純粋で明るいその表情からは真っ当な善意しか感じないし、こうしてマイを送り届けてやるというのも裏がないように見える。
「不意打ちで背中から刺すのかい?」
「しないしない!第一僕弱いし。きっと返り討ちだよ。」
笑ってそう答えるあすとるふぉ。
信用していいんだろうか。
「じゃあセイバー!ルーラー!ボク舞くんのこと送り届けてくるね!」
そう言って仲間に手を振り、あすとるふぉはおれについてくる。
道中、彼女は本当に何もせず、ただマイのことに関してあれこれ聞いてくるだけだった。
そうして家の前でマイを受け取って別れるが、気になることが一つあった。
「あいつ…どうしてマイの名前を…?」
あすとるふぉ。
あいつはマイを見たとき、"舞くん"と呼んだ。
少なくともおれは、彼らが現れてから1度もマイと呼んでない。
じゃああいつは…?どうしてマイの名前を知っている?
そしてあのさあばんとの集まりは…何者なんだろうか…。
まずはマイの安否が第一だ。今夜あったことは後日にでも、きるけえに相談するとしよう。
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