第四百七十話 【緒戦】グロンギ襲来その十七
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「まさに神だ」
「それがわかる位ね」
「全くだ、しかしな」
「私達はあいつに勝たないといけないわね」
「そうなるな」
エンタープライズも言ってきた。
「私達は」
「そうね、グロンギ達には勝てたけれど」
赤城はその目を真剣なものにさせて言った。
「しかし」
「それでもだな」
「果たしてスサノオには勝てるかしら」
「無理だ」
エンタープライズは断言した。
「とてもな」
「そうですね」
そのエンタープライズにベルファストが応えた。
「今の私達ではです」
「今のか」
「無理です、ですが」
「これからはか」
「強くなり」
そうしてというのだ。
「そしてです」
「勝てるか」
「今以上にそうなれば」
「その通りだよ」
五代も言ってきた、もう変身は解いて本来の姿に戻ってる。そのうえで仲間の少女達に対して話した。
「俺達は今以上にね」
「強くなれますね」
「そうだよ、だからね」
「それで、ですね」
「不安に思うことはないよ」
こうベルファストに話した。
「全くね」
「左様ですね」
「これからも訓練をしよう」
一ヶ月先の決戦に向けてというのだ。
「そうしよう、ただね」
「ただといいますと」
「決戦の時はとんでもない数の怪人が出て来るよ」
五代はこのことも話した。
「だからね」
「それで、ですか」
「他の世界の皆も呼ぶよ」
言いつつ自分の携帯を取り出した。
「そうするからね」
「だからですね」
「これからは」
「訓練もですね」
「他の世界の皆ともね」
「一緒にですね」
「していこう」
こう言うのだった。
「いいね」
「それでは」
「他の世界の人達ってどんなのにゃ」
明石は五代の今の言葉に首を傾げさせた。
「見当がつかないにゃ」
「そうよね」
綾波は明石のその言葉に頷いた。
「何度かお話を聞いてるけれど」
「それでもにゃ」
「一体どんな人達か」
「それは来られてからでしょうか」
ユニコーンはこう述べた。
「その方々が」
「こっちの世界に」
「そうすればです」
こう綾波に答えた。
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