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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百七十話 【緒戦】グロンギ襲来その十五

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「そこでね」
「早いと感じるならか」
「苦しくても」
 例えそうでもというのだ。
「脇目も振らず一心不乱にね」
「充実して戦えているからだな」
「いいよ」
 こう言うのだった。
「いい戦いをしているということだよ」
「そうなのか」
「だからね」
 クウガはエンタープライスにさらに言った。
「君はいい戦いをしているよ、事実多くのグロンギを的確に倒しているしね」
「確かにな」
 エンタープライズはクウガの今の言葉に頷いて述べた。
「私もだ」
「この戦いはだね」
「非常にだ」
「充実してだね」
「戦えていると思う」
「そうだね。戦いは激しくて辛くても」
「充実しているとか」
「また違うよ」
 嫌と思わずにというのだ。
「だからこのまま」
「グロンギ達がいなくなるまでだな」
「戦っていこう」
「わかった、ではな」
「皆でそうしていこう」
 クウガは自ら言ってだった。
 先頭に立って戦った、空はやがて明るくなってきて。
 夜明けを迎えた、すると。
 これまで尽きることのなかったグロンギの数が減ってきた、ビスマルクはその状況を確認して言った。
「どうやらだ」
「もうすぐ終わりね」
 綾波が応えた。
「この戦いは」
「その様だな」
「これまでグロンギ達がずっと出ていたけれど」
 倒しても倒してもだ。
「それが」
「減ってきた」
「それなら」
「このままだ」
「減らしていくことね」
「より倒してな」
 そのうえでというのだ。
「そうしていこう」
「そうね、それじゃあ」
「戦っていくぞ」
「最後の一押しで」
「総員行くぞ」
 プリンス=オブ=ウエールズは仲間達に剣を構えて告げた。
「敵が減ってきた今こそだ」
「油断せずに力を合わせて」
「戦う、いいな」
 クリーブランドにも応えた。
「これから」
「それではな」
 剣で攻め砲撃も行ってだ、プリンス=オブ=ウエールズも戦った。そうしてそのうえで果敢にだった。
 戦士達はグロンギ達に総攻撃を浴びせた、数が減ってきていたグロンギ達はその総攻撃を受けてだった。
 数をさらに減らし。 
 最後の一体が赤城の戦闘機に倒された、赤城はそれを観て言った。
「これでね」
「終わりと思うとな」
「いけないわね」
「五代さんが言われた」
 加賀は隣にいる赤城に告げた。
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