悪者の王国
ありえない依頼書
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!」
そんな笑顔で言わなくてもと思いながらも、彼女らしさ全開で安心している自分もいる。ウェンディは恥ずかしそうにうつ向いているけどね。
「さてさて、ミラから聞いてると思うけど、二人にお願いしたい仕事があるんだよね」
「俺たちじゃなきゃダメな依頼なんですか?」
「お兄ちゃんの話だと、そうみたいよ」
俺たち指名の依頼ということなのだろうか?フィオーレならある程度名前も知られているだろうからあり得なくはないだろうけど、今は世界中から依頼が来ている状態。
そんな状況で誰か一人を指名してくるとは思えないんだけど・・・
「じゃん!!これだよ!!」
カミューニさんから事前に言われていたのだろう、準備されていたと思われる依頼書をこちらに差し出すメルディさん。それを受け取って四人で覗き込むように見る。
「え?何これ・・・」
俺たちはその依頼の内容に言葉を失ってしまった。だってそこには、《国王の暗殺》を依頼する旨の文面が載っていたのだから。
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