第135話
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の為に狐のような姿をした存在と天使族を呼び出して相手をさせていたな……」
トマスの説明を聞いてある事が気になったアリサの疑問に答えたシャロンの推測を聞いたエリオットは声を上げ、ラウラは静かな表情で呟いた。」
「ちなみにだけどニルさんもそうだけど、ミントちゃんも教会の人達にとっては神聖な存在なんだそうだよ。」
「え……ミントさんが?という事は彼女も何らかの異種族なのでしょうか……?」
「ああ。彼女は”竜族”なのさ。」
「なっ!?ミ、ミントさんが”竜”!?」
「もしかしてセレーネと同じ種族?」
アネラスの話を聞いて目を丸くしたセドリックの疑問に答えたオリヴァルト皇子の答えを聞いたマキアスは驚きの声を上げ、フィーは首を傾げて推測した。
「いや、ミント君の種族は”真竜”で、セレーネ君の姉君であるツーヤ君の種族は”水竜”と聞いているから、厳密には違うだろう。――――――とはいっても、”人の姿をした竜族”という意味では彼女達は同じ種族になると思うが。」
「”真竜”、ですか………」
「今まで聞いたことがない”竜”ね……そういえば、子爵を”呪い”から解放する時に彼女は時空間を凍結させる魔術を扱って子爵の動きを止めていたけど、もしかしてそれが関係しているのかしら?」
ミュラーの答えを聞いたエマが考え込んでいる中セリーヌは真剣な表情で自身の疑問と推測を口にした。
「え、えとえと……………………」
「――――――悪いが、ミントの正体関連について俺達は話す事はできねぇから、それ以上追及しても無駄だぜ。」
「あの娘の正体関連はある意味、エステルが”空の女神の子孫”である事よりもとんでもない事実だから、ミント本人もそうだけどエステル達の許可も無しに話す事はできないわね。」
「そうだな………ミントの正体がもし世間に知れ渡る事があれば、ミントを巡って”戦争”が勃発しかねないからな………」
セリーヌの疑問にティータが気まずそうな表情で答えを濁している中アガットとシェラザードは静かな表情で答え、シェラザードの言葉に頷いたジンは複雑そうな表情を浮かべた。
「ハアッ!?ミントってそんなにとんでもない存在なんですか……!?」
「あの”空の女神の子孫”というよりもとてつもない事実で、それも世間に知れ渡れば彼女個人を巡って”戦争”が勃発しかねる程の存在とは一体……」
「そんなこと言われたら逆にもっと気になるじゃないか〜!」
(”時を凍結させる魔術”…………――――――!まさかとは思うけど”真竜”という存在は”時を自由自在に操る事ができる”のじゃないかしら?)
シェラザードとジンの話を聞いたサラは困惑の表情で声を上げ、エレインは信じられない表情で呟き、ミリアムは
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