第三幕その十一
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「君を家族だって思ってる何よりの証拠だよ」
「あの人達は君を絶対におもちゃとは思わないから」
ジップは自分と同じ犬であるふわりに強く言いました。
「安心していいよ」
「生きものを平気で捨てる人には独特の嫌なものがあるんだ」
先生はあらゆる生きものの味方なのでわかるのです。
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