第二章
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もう、お酒は・・」とお断りすると、甘いものでもとパーラーに誘われた。私は、フルーツパフェ、早坂さんはアイステイーを頼んだ。
「僕は、大学が京都だったから、人の知らない良い所も詳しいんだ。今度、案内するね」
なんか、知らないうちにデートの約束させられていたみたい。それからは、大学時代に酒屋の配達のバイトをしていたからって、飲食店の裏話とか、クラブなんかのお姉さんの話なんかも面白く話してくれた。
「すずりさん 僕と付き合ってくれないだろうか」
私は、下を向いたまま返事が出来なかった。戸惑っていたのだ。
「いや 突然で申し訳ない 考えてみてくれれば良いよ 返事は直ぐでなくても」
「あのー 坂下さんは、私と違って大人を感じますし、優しくて素敵なんですけど・・こうやっていても、楽しいです。でも、私 申し訳ないんですけど、そんな感情にまだ、なれなくて・・」
「わかった じゃぁその気になるまで、こんな調子で付き合ってよ たまに、食事したり、遊びに行ったり、いいかな 僕は、その気になっているし」
帰り、元町の駅まで送ってくれて、別れたけど、なんか押し切られたような。自分の気持ちもよく解らなかった。
「ダメなんか あの人 良いじゃぁ無いかと思ったけどな」と、プチが言ってきた。
「私 好きって感情ないのよ 考えてみれば、私って小学生の時は、好きって思う子いたけど、中学入ってから、ずーと、そんなこと思った男の子居ないかも おかしいのかも」
「それは無いと思うけどな あの人としばらく付き合ってみれば」
「うん だけどなぁ」
「おい すずりちゃん 又、美浜の前歩いているぞ まさか・・なんか」
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