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私の中に猫がいる 完結
1-?
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んだけど、なんかあった?」

「私 そんな感じだったんだ 実はね、相棒ってか、帰ってきたんです」

「それは、彼氏? かな」

「いいえ 違いますよー 何だろうなー 秘密です そのうち、お話します」

「そうかー 彼氏でなくて、安心したよ」

 お昼ごはんを済ませて、今度は、少し並んで歩いた。趣味のことなんかも、聞かれたりして、親しみやすくなったからだ。会社の前で、別れる時

「又、食事付き合ってくれると嬉しいな」って言われて

「ハイ」って応えてしまった。

「響先輩 ひどいー いなくなってしまってー」

「ごめんね でも、良い人だったでしょうー」と、先輩はなんでも無かったかのように

「ぇぇ まぁ 素敵でした」と、私は、小さく返事した。本当は、もっと好感を持てていたのだ。

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