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てたけど」
「絵も描かれるんですか? 素敵ですね」
「あなた 学生さん?」
「いえ この春、卒業して、社会人1年生です」
「あら そう 私と二つ違いね」
「えー そんなにお若いんですかー」
「あらっ もっと、年とってみえたかしら 子供も居るものね お腹にも、居るのよ」
「ごめんなさい そんなことないですよ 若くて、素敵なママです」
「ありがとう 雰囲気も、本当に、あなた、友達に似ているのよ ねぇ ランチ済ませたの? 私、今からなんだけど、ひとりでお店に入るのもなぁって、考えていたのよ ご一緒していただけないかしら あそこの、イタリアンのお店、子供連れでも大丈夫なの」
「ハイ! 私も、ひとりで迷っていたんです」
お店に入ると、卵スープみたいなものを溶かして、お子さんに食べさせていた。
「失礼ですけど、学生結婚だったんですか?」
「うぅん 卒業して、すぐに結婚したけどね 私達ね このお店を出たとこで、出会ったの 私、お友達3人で遊びに来ていてね あの人は、あなたみたいに写真撮っていたの カメラマンなのよ 私、目があった瞬間、ビビットきたのよ 向こうもそうだったんだって それから、ずるずるとね あなた、彼氏は?」
「居ません なんか、良い人と出会わなくて」
「そうなの きれいなのにね 声はかけられるでしょ?」
「でも 嫌な人ばっかりで・・」
「そう でも、あなたみたいに、きれいだっら、焦ることないわよ 運命の人って、突然、現れるわよ きっと」
その人は、ご飯のお金も、私から誘ったんだからと、払ってくれた。近くにフォトスタジオがあるから、又、遊びにきたら、寄ってくださいといわれ、別れた。
「プチ いい人だったね ごちそうになっちゃった」
「うん 幸せそうなママさんだな すずりちゃんも、そのうち、良い人現れるよ」
「うらやましいわね ビビットきたんだって」
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