TURN48 騎士提督参入その七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
は気をつけて欲しいたい」
こうした話もちらりとしたのだった。何はともあれクリオネは会社社長に返り咲きアグニも太平洋軍に加わった。太平洋軍はまた戦力を得た。
東郷はこの状況でさらに言った。その言うこととは。
「後はな」
「あの方ですか」
「ああ、ネルソン提督だ」
こう日本に対して言う。
「あの騎士提督殿にも声をかけよう」
「しかしあの方は」
「エイリス軍の騎士提督だな」
「エイリス女王、そしてイギリスさんへの忠誠は絶対のものがあります」
日本もそのことはよくわかっていた。非常に。
「まさに騎士です」
「そうだな。しかしだ」
「しかし、ですか」
「捕虜になった軍人は捕虜にした国の軍に加わる」
この世界での暗黙の了解だ。
「このことがあるからな」
「だからだというのですね」
「ああ、声をかけてみよう」
「そうされますか」
「日本軍に入らなくてもいい」
東郷もそこにはこだわらなかった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ