第三百七十二話
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第三百七十二話 やっぱり二日酔いになったので
赤音は朝起きてまずはトイレに向かうとそこでまるでゾンビみたいな顔になっている姉を見た、姉はまずだった。
妹におはようと言った、そしてパジャマ姿で妹に言った。
「一緒に入る?」
「お風呂に?」
「ちょっとおトイレ行ってね」
そうしてかららというのだ。
「入るけれど」
「私もなの」
「久し振りに一緒にどう?」
こうも言うのだった。
「お風呂ね」
「入っていいの」
「というか私は入らないとね」
さもないと、というのだ。
「今日一日こうだから」
「死にそうなお顔よ」
「辛いわ」
その二日酔いでというのだ。
「だからね」
「それでなのね」
「ええ、お酒を抜いてね」
そしてというのだ。
「すっきりする為に」
「今から入るのね」
「お母さんも納得しれてるし」
朝から風呂に入って酒を抜くことについてはというのだ。
「だからね」
「それで私もなのね」
「よかったらどう?」
「じゃあ入っていい?」
赤音は葵に逆に問うた。
「私も」
「じゃあ一緒にね。ただ私湯舟にじっくり入って」
そしてというのだ。
「それでシャワーで冷水も浴びるから」
「そうしてお酒抜くの」
「そうするからね」
このことは断るのだった。
「じゃあおトイレ行って」
「今からなのね」
「入りましょう、今日は大学の講義午後からだし」
それでというのだ。
「じっくり入るわ」
「私は学校あるからあっさりで終わるわ」
「そうなのね、けれど私はね」
「じっくり入るのね」
「そうするわ、じゃあまずはね」
トイレに行くと言ってだった、葵は赤音にそのトイレは譲って自分は別の階のトイレに入った。そのうえで脱衣場に向かうのだった。
第三百七十二話 完
2021・5・27
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