第2試合
【第2試合】 VSノワールプペ(1)
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高らかに、激しく笑い上げる。
「プペプペプペプペプペッ! プペプペプペプペプペプペプペプペプペプペッ! セーセードードーとタタカいヌいた? ゼンリョクをツくした? だからどーしたの? まけたらイミないんですけどー? ダイジなのはさー、プロセスじゃなくて、ケッカだよ? これヨノナカのジョーシキ! あんたはヒジョーシキ! プペプペプペプペプペッ!」
「非常識なのはノワールプペ、あなたですぅ!」
ミーノはキン肉マンルージュを抱え上げながら、ノワールプペをきつく睨みつけた。
「マリ様の言うとおりなのですぅ! あなたには、グレート・ザ・屍豪鬼を笑う権利も、愚弄する権利も、亡骸を痛めつける権利もないのですぅ! さっさとそこから、離れなさいですぅ!」
ノワールプペは背中のコウモリ羽根をパタパタと羽ばたかせ、ふわふわと宙に浮いている。
「うわー、チョーこわーい。おばさんとガキんちょが、チョーおこってるー」
ノワールプペはグレート・ザ・屍豪鬼の周りを、ぐるぐると回りながら飛んでいる。
「あのさー、ジョーシキとかヒジョーシキっていうけどさー。そういうのってさー、ケッキョク、だれがキめるとおもう? そんなのさー、そのヒトじしんがカッテにキめるもんでしょー? だったらさー、あんたらのジョーシキはさー、ボクにとってのヒジョーシキでさー。ボクのジョーシキはさー、あんたらのヒジョーシキなわけー」
ノワールプペは、取れかかっているボタンの目で、マリとミーノを睨みつける。
「こいつをグロウするケンリ? ワラうケンリ? なにそれってかんじー。そんなもの、そもそもソンザイしないってーの。まけたヤツをどーしよーがさー、ボクのカッテだっつーの。だ・か・らー」
ノワールプペは、にたぁと歪んだ笑みを浮かべる。
“がぱぁああ”
突然、ノワールプペは、信じられないほどの大口を開けた。
“がぶぅうう……ごっくんんん”
巨大な口は、グレート・ザ・屍豪鬼をひと飲みにしてしまった。
「だからさー、ボクがこいつをくっちゃっても、ボクのカッテ、カッテー! プペプペプペプペプペッ!」
マリとミーノは静かな怒りで身を震わせながら、静かに呟いた。
「なんてことを……」
「ひどい……ひどすぎますぅ……」
ノワールプペは、げぷぅと大きなゲップをすると、ミーノが担いでいるキン肉マンルージュを見つめる。
「どうしようかなー。そいつ、くっちゃおうかなー」
ノワールプペは歪んだ笑みを浮かべながら、ペロリと舌なめずりをした。
それを見たミーノは、とっさにバックステップで、ノワールプペから距離をとった。
「プペプペプペプペプペッ! ジョーダン! ジョーダンだよー!」
ノワー
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