第四百七十話 【緒戦】グロンギ襲来その三
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「いいわね」
「そしてだな」
「敵の居場所を確かめて」
そうしてというのだ。
「そこに向かうわよ」
「そうするとしよう」
一条も応えてだった。
戦士達は御殿を出た、そのうえで敵の場所を確かめると。
「島の北東か」
「そこよ」
ホーネットは戻って来た艦載機の報告を聞いてビスマルクに答えた。
「そこにいるわ」
「他の場所にはいないか」
「他の場所にも送ったけれど」
艦載機をというのだ。
「けれどね」
「それでもか」
「他の場所にはいなかったわ」
「そうか、ならだな」
「皆島の北東に行こう」
五代はもうマシンに乗っている。
「そうしよう」
「ちょっと待つにゃ」
その五代に明石が言った。
「五代さん先に行くつもりにゃ?」
「うん、マシンがあるからね」
それでという返事だった。
「俺が先に行ってね」
「そうしてにゃ」
「グロンギが来ていたら」
その時はというのだ。
「戦うよ」
「そうするにゃ」
「うん、じゃあね」
「五代さんに遅れては駄目ね」
愛宕はその五代を見て仲間達に話した。
「それじゃあね」
「皆急ぐぞ」
高雄も言った。
「いいな」
「わかったわ」
ラフィーが応えた、そうしてだった。
五代は先に行き他の戦士達が続いた、戦士達が島の北東の海岸グロンギ達がいるそこに着くとだった。
もう五代はクウガに変身していた、そしてグロンギ達は。
「もうすぐここに来るな」
「ぞうね」
プリンツ=オイゲンはウォースパイトに応えた。
「丁度いいタイミングだったかしら」
「今なら陣形を整えられる」
「そのうえで戦えるわ」
「その通りだ」
「ではです」
「これより陣を整えましょう」
シェフィールドとエディンバラが言ってきた。
「そうしてです」
「グロンギを迎え撃ちましょう」
「そしてよ」
「五代を軸に陣を敷いてくれ」
おやっさんが指示を出した。
「今はな」
「それがいいですね」
ベルファストはおやっさんのその言葉に頷いた。
「今は」
「ああ、五代がいるならな」
「私達で最強の戦力ですから」
「だからな」
それ故にというのだ。
「ここはだ」
「五代さんを中心にして」
「布陣してくれ」
「それでは」
「軍艦も出しなさい」
クイーン=エリザベスも言った。
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