暁 〜小説投稿サイト〜
吸血鬼の真祖と魔王候補の転生者
第8話 修行
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形を自由に使えるようになりたいですし」

強引に話を変えると、エヴァも続く。

結局エヴァは、人形使いを目指すことになった。

明日エヴァは人形使い、私は魔法具作成の修行に明け暮れるだろう。

「それじゃぁ今日も早く帰って休まないとですね」

「えー」

「えーじゃありません」

「本当にいいの?」

そこまで言った私は後ろからエヴァに抱きつき、囁く。

「っ!義姉様?」

「本当に、なにも無しでいいの?」

「それは//////」

「エヴァも好きだものね、気・持・ち・い・い・こ・と♪」

「!!!!!!」

耳元で甘く、ねっとりと囁き頬を撫でてあげる。

そうすれば、夕日もびっくりするくらい顔を真っ赤に染めた、我等の最終決戦兵器の出来あがり。

うむうむ、この子さえ居れば、私は3年どころか100年200年、むしろ永遠に余裕で戦えるわね。

そんなふうにじゃれつきながら、2人並んで歩いていく。

・・・・・・翌朝、若干げっそりしながら艶艶の義妹と、にっこり艶艶の義姉が居たとかいないとか。

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