とっておきの夏(スケッチブック×のんのんびより)
能ある鷹は爪を隠す
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だけ覚えておけばだいぶ節約できますよ。初めのうちはなかなか成果が出ないと思いますが頑張って辛抱強くやって下さいね」
一穂「おー、ありがとう!しかし高一でそこまで考えられるってすごいなあ。ウチも見習わんと…」
葉月の隠れた才能(?)に舌を巻く一穂だった。
ー
ーー
ーーー
そのころ、越谷邸では。
このみ「へー!福岡から来たんだ」
なっちゃん「はい、“とっておきの夏”に出会う旅ばしようとです!」
小鞠から誘いを受けて越谷家に遊びに来た富士宮このみも加わり、皆で話しをしていた。
このみ「敬語じゃなくていいよー。私だって夏海ちゃんと2歳しか違わないんだから」
なっちゃん「そげんですか…」
れんげ「このみ姉は優しいん!だからタメ口で大丈夫なん!」
このみ「そうそう、同級生だと思ってもらっていいからね?」
渚「じゃあそうさせてもらうね。このみ君は部活は何部なのかな?」
このみ「吹奏楽部!もうすぐ発表会なんだよねー」
空:すいそうがくぶ…?
ホワホワ…
ー理科室ー
篠田あかね(吹奏楽部の後輩)
『先輩、こっちの水槽みてもらえませんか?』
このみ『あかねちゃん、その水槽の材質は?』
あかね『アクリルです』
このみ『さっきのはガラス製だったよね。水漏れの具合はどう?』
あかね『うーん、確かに水漏れはしてますけどガラス水槽よりはマシですね』
このみ『なるほど…。ガラス水槽には多く付着していた藻もそこまでついてないね』
あかね『そうですね』
このみ『…よし!これでガラス水槽よりアクリル水槽のほうが見栄えもよく耐久性に優れていることが証明されたよ!』
あかね『やりましたね先輩!今度の水槽学部の大会で発表するテーマが決まったじゃないですか!』
このみ『ありがとう、あかねちゃんのおかげだね!』
あかね『いえいえ。そうと決まればさっそくレジュメの作成にとりかかりましょう!』
このみ『うん!』
ホワホワ…
空:なるほど、それは大変だ。 ウンウン
渚「空君、そっちの“すいそう”じゃないよ…」
このみ「空ちゃんってなかなか面白い考え方するんだねー」アハハ
木陰「梶原さんはいつもこんな感じよ」
このみ「そうなんだー!」
れんげ「このみ姉は吹奏楽部のエースなん!ウチもいつかコラボレーションしてみたいん!」
朝霞「へえ、何の楽器を担当してあるんですか?」
このみ「フルート!横笛ってなんか好きなんだよねー」
そのとき、家のインターホンが鳴った。
小鞠「誰
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