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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第10話:激突のヤイバ
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が変身したオルタナティブが三人のライダーにやられていくライオトルーパー達を見ながら悪態をつく。
いら立ちを隠せない彼女は、スラッシュダガーを構えてサイコローグと共に彼らの方へ向かおうとする。
そこへ余裕ぶった声でモーニスを引き留める者がいた。

「おいおい、俺たちをほっといて新人いびりか」

「―――テメェ……!!」

声のした方向へ振り向けば、そこには先程サイコローグが攻撃したはずのディケイドとクウガがいた場所には二つの影が立っていた。
一人は紫と銀色の重厚な鎧をまとい、紫の複眼へ変わった剣士『クウガ・タイタンフォーム』。
もう一人は青いスーツに銀色のアーマーを纏うヘラクレスオオカブトの意匠が入った剣士D(ディケイド)ブレイド。
クウガは笑いながらオルタナティブへ答えた。

「あいにくだったな!俺たちはこの通りピンピンしてるぜ!」

「あの時、防御力を高くして耐えしのいでいたってわけだ」

……あの時、サイコローグのミサイル攻撃を受ける直前。
ディケイドとクウガはそれぞれ対抗策として変身した。

【KAMEN-RIDE…BLADE!】

【ATTCK-RIDE…METAL!】

―――超変身!!

ブレイドに変身したディケイドは身体をトリノバイトメタルによって超硬質化させ、クウガは防御力を誇るタイタンフォームで防ぎ切ったのだった。

Dブレイドはライドブッカーを構え、クウガはライオトルーパーが落としたであろうアクセレイガンを拾い上げて専用武器・タイタンソードへ変換させるとオルタナティブへ立ち向かう。
オルタナティブはサイコローグと共に応戦、両者ぶつかり合う。
まずサイコローグがDブレイドへ襲い掛かるが、一枚のカードを取り出してドライバーに装填。

【ATTACK-RIDE…THUNDER!】

「少し痺れていろ!」

Dブレイドが繰り出したディアサンダーの雷撃が、サイコローグへ直撃して動きを封じる。
さらに新しいカードを二枚を続けて装填、ライドブッカーを構えて発動させる。

【ATTACK-RIDE…SLASH!MACH!】

「はぁぁぁぁぁぁ…はぁ!!」

ブレイドが持つカードの効果の一つである斬撃強化のリザードスラッシュと高速化のマッハジャガーを併用し、高速の斬撃をサイコローグへ繰り出した。
その斬撃を避けることもできずサイコローグは地面へ倒れ伏す。

一方、クウガVSオルタナティブ。
猛攻をしかけてくるオルタナティブの攻撃をクウガが分厚い装甲をもって受け止める。
再び切り裂こうとスラッシュダガーを振りかざすも、またもやその防御力によって防がれる。

「かってぇ!」

「―――おりゃあああ!!」

クウガが繰り出したタイタンソードによる刺突がオ
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