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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第9話:変身するカクゴ
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た男達が言った言葉と共に、流れ込んできたのは【自分の変身する仮面ライダーの光景】。
脳裏に流れる記憶に従い、それぞれ変身の準備を行う。
黒鋼は折りたたんでいた変身音叉を展開、指で弾いて鳴らすと額に翳す。
音角から波動が体全体まで包み込んで桜吹雪が舞うと、その体を変貌させていく。
「ハァ!!」
右腕で振り払う動作をすると、そこにいたのは緑と赤で縁取られた鬼の戦士だった。
歌舞伎にも見える姿は豪華絢爛と言えており、現代の『鬼』とは別の雰囲気を纏った音撃の戦士。
その名は、『仮面ライダー歌舞鬼』。
ファイが指笛を吹くと、何処からかやってきたサガークがリコーダー型武器・ジャコーダーを持ちながら出現。
ジャコーダーをファイに手元へ渡した後、サガークはファイの腰に装着される。
そして、ファイはバックルとなったサガークベルトへジャコーダーを挿入する。
「変身」
『HENSHIN』
ジャコーダーを引き抜くと、サガークベルトから青い波動が放たれ、体は銀色へ色が変わっていく。
やがて砕け散ると、漆黒のボディに銀色の装飾と蛇の頭部を模した青い双眸の複眼が特徴の仮面の戦士へと変わる。
その名は、『仮面ライダーサガ』。
小狼が近くの窓ガラスへカードデッキを映すと、鏡像から出現した銀色のベルト・Vバックルが腰に装着される。
独特の構えを取り、決意がこもった声で言い放つ。
「変身!」
カードデッキをVバックルに装填すると、いくつもの鏡像がオーバーラップして小狼の姿と重なり合う。
やがて紺色と蝙蝠の意匠を持った仮面の騎士がその場に姿を現した。
その名は、『仮面ライダーナイト』。
「小狼君達が、変身した……!」
サクラは驚きながら、その光景を目を張って見ている。
小狼が、ファイが、黒鋼が、彼ら三人が士達と同じように変身した事に驚いたのだ。
「よし、こっからが反撃だ」
「さーて、いきますか」
「はい…!」
今ここに、三人の仮面ライダーが立ち上がった。
ナイト、サガ、歌舞鬼の三人のライダーは蝙蝠型モンスター・『ダークウィング』と共にライオトルーパーへ立ち向かっていく。
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