第十六話 ゴールデンウィーク前にその七
[8]前話 [2]次話
「いいのよ、おかしいとか違うと思うことは普通よ」
「普通なの」
「人間は感情があるから」
それ故にというのだ。
「それがあるからね」
「だからなのね」
「そうも感じるわ、そしてそう思うなら」
「その不平不満を解消する為に」
「努力することよ」
このことが大事だというのだ。
「そうすればいいのよ」
「自分以外のことでも」
「政治が悪いなら」
愛は例えも出した。
「自分が選挙に出るか」
「政治家になるか」
「それをしてくれそうな政治家に投票する」
「そうすればいいの」
「例えば税金が安くなって欲しいなら」
税金が高いと不満があればというのだ。
「減税を公約に挙げている政治家にね」
「投票すればいいのね」
「そう、あと日本全体をどうにかしたいなら」
それならというのだ。
「それが出来る政策を出せる様勉強してね」
「出せばいいのね」
「そうなの」
まさにというのだ。
「そうればいいの」
「そうなの」
まさにというのだ。
「こうしたことも努力よ、成績が悪いなら」
「学校の」
「それが不満なら勉強してね」
その様にしてというのだ。
「成績上げればいいのよ」
「そういうことね」
「太ってたり痩せてるなら」
愛はこの場合も話した。
「ダイエットしてもいいし、食べてね」
「太ればいいの」
「あまり?せ過ぎてもよくないでしょ」
「それね、私は体重気にしてないけれど」
今の体重で満足している、体重測定でもう二キロはあってもいい位だと言われたことがある位である。
「痩せ過ぎてるとかえってっていうわね」
「体力がね」
「なくなるのね」
「そうよ、それで太りたくてもね」
「努力すればいいの」
「その場合もね、兎に角ね」
愛は咲にさらに話した。
「努力すればいいのよ」
「不平不満があれば」
「それだけよ、無理と思っても諦めないで」
そしてというのだ。
「やっていけばいいのよ」
「努力こそ大事なのね」
「何でもね、私にしても今努力しているつもりよ」
愛も言ってきた。
「大学の勉強もアルバイトもお洒落も」
「全部なの」
「あとカラオケもね」
遊びのこともというのだ。
「歌唱力上げる為にね」
「頑張ってるの」
「そうなの、だからゴールデンウィーク咲ちゃんと一緒に遊びに行くでしょ」
「約束してるわね」
「その時行こう」
「カラオケに」
「そうしよう。東京はカラオケ行っても安いし」
所謂田舎だと高い場合がままにしてある。
「だからね」
「思いきり歌うのね」
「そして」
そのうえでというのだ。
「今以上にね」
「歌も上手になるのね」
「そのつもりよ」
咲にその気持ちも話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ