第四百六十九話 【継続】強くなる少女達その十八
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「代用コーヒーと同じ味なのに」
「美味いな」
ビスマルクも飲んで言う。
「麦茶は」
「そうなのよね」
「つまり代用コーヒーもだ」
「冷やせばね」
「美味いな」
「そういうことね」
そうなるというのだ。
「要するに」
「では今度からは冷やして飲むか」
「あれはね」
「代用コーヒーってこっちの世界にもあるのね」
みのりは二人の話を聞いて言った。
「そうなのね」
「そうだ、しかしだ」
「味があれで人気はないの」
二人はみのりに話した。
「他の世界でもそうだと思うけれど」
「やはり本来のコーヒーが一番だ」
「そうなのね。じゃあ代用コーヒーを飲む時は」
それと同じ味という麦茶を飲みつつ話した。
「冷やしてね」
「飲みましょう」
「これからはな」
「それでいいわね」
「コーヒーもアイスで飲むといいわ」
こう言ったのは桜子だった。
「それも美味しいから」
「そうね、じゃあね」
「今度そちらも飲もう」
二人は桜子にも応えた。
「そしてそのうえで」
「訓練をしていくわ」
麦茶を飲みながら笑顔で話した、そうした話をしながら訓練をしていった。だがそれが変わる時が遂に来たのだった。
第四百六十九話 完
2021・4・23
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