第四百六十九話 【継続】強くなる少女達その十五
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「その中でのことだからな」
「ほんの僅かといってもですか」
「それでもですか」
「及ばないさ」
その程度だというのだ。
「それこそな」
「そしてその多くの世界の中にそうした人達もいる」
アークロイヤルは腕を組んで述べた。
「そうだな」
「そうだよ、本当にな」
「よくわかった、巨大な怪獣とはグロンギやセイレーンよりも厄介だと思うが」
「そうした奴等と戦う世界もあるんだよ」
「怪獣が相手ですと」
フッドは考える顔で述べた。
「私達の砲撃で倒せるかどうか」
「わからないわね」
プリンス=オブ=ウエールズはフッドに応えた。
「グロンギよりも強いから」
「そう思うと」
「こちらも巨大化が必要か」
「その場合はね」
「巨大化しなくても何とか勝てるわよ」
このことは桜子が言った。
「私達でもね」
「そうなのですか」
「それでも勝てますか」
「怪人達の中にはその身体が暴走したりして巨大化した場合もあるけれど」
オルフェノクやファンガイヤに見られたそのケースを話した。
「僅かでね」
「それで、ですね」
「そうしたことはか」
「私達の戦いではね」
ロイヤルの二隻の戦艦に話した。
「あまりないわ」
「若しもだ」
おやっさんまで言った。
「そんなことがあれば」
「その時は」
「五代も巨大化しないとな」
フッドに冗談交じりで話した。
「駄目かもな」
「五代さんがですか」
「その時はな、まあマシンでな」
「戦えますか」
「あいつのマシンは凄いからな」
それでというのだ。
「巨大な怪獣ともな」
「戦えますか」
「それも出来るさ」
「そういえば五代さんのマシンは凄いな」
ウォースパイトも言った。
「あの性能は」
「そうだろ」
「マシンも武器も効果的に使われるからな」
それ故にというのだ。
「尚更だ」
「あいつは強いな」
「確かに」
こうおやっさんに答えた。
「あの人は」
「そうだよな」
「マシンまで効果的に使われるので」
ハムマンも言った。
「あの人はさらに強い」
「武器もだしね」
サンティエゴも言ってきた。
「あの人が使うのが上手なのは」
「そう思うと」
ハムマンはさらに言った。
「私達もどうするか」
「あの人の武器はマシンは何か」
「私達にとっては」
「戦闘の時に出す大砲や航空機で」
「軍艦ね」
「私達のもう一つの姿ね」
「そういったものが武器やマシンよ」
こうサンティエゴに話した。
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